セロトニンは、
神経を安定させる作用があり、
自律神経やホルモンのバランスを調整させる
脳内神経伝達物質です。
不足すると心のバランスを崩し、
感情が安定せずイライラしやすく、
気持ちが落ち込んだり不眠になったりします。
セロトニンが十分に分泌されていたら、
大きな精神的なストレスにさらされていても、
不安や怒りといった感情も程よく抑えられ、
感情が安定し、幸福感や充実感を感じます。
セロトニンは、
ストレスと相互に関係していて、
慢性的に強いストレスが続くと、
セロトニンが枯渇し不足してしまいます。
ストレスに打ち勝つためには、脳内の神経伝達物質のセロトニンを増やすことが重要です。
【セロトニンを増やす方法】
*) 太陽の光をあびる。特に、朝起きたら、すぐにカーテンを開けて朝日をあびる。
*) 適度な運動をする。
一定のリズムを繰り返すリズミカルな運動はセロトニンが増えやすい。
ウオーキング・サイクリング・水泳・ヨガ・エアロビクスなどは良いです。
楽しく無理のない範囲で毎日30分のウオーキングは非常に効果的です。
*) トリプトファンを摂取する。
セロトニンは、体の中でトリプトファンから作られます。
トリプトファンを多く含む食材は、
赤身肉・魚介類・卵黄・納豆・ナッツ類・チィーズ等です。
ビタミンB6も一緒に摂取してください。
ビタミンB6を多く含む食材は、
レバー・肉類・魚介類・ナッツ類等です。
*) よく笑う。よくしゃべる。
なるべく意識して笑顔で日々過ごす。
作り笑いでも良いですから、口角(唇の両端)を上げておくようにする。
セロトニンが増えますよ。
*) 思い切り泣く。
悲しい時、落ち込んだ時は思い切り泣いて下さい。
我慢して、心の中にため込んではダメです。
心のデトックスしてください。
*) トキメキをもつ。
映画・ドラマ・漫画でもいいです。トキメイテください。
「ストレス社会」で、日々様々なストレスを抱えている方、
脳内のセロトニンを増やし、
ストレスに負けず、笑顔で楽しい日々を送ってくださいね。
ストレスは、赤ちゃんが出来にくい原因の1つになります。
女性ホルモンは、
脳の視床下部でコントロールされていますが、
ストレスを感じた時に、そのストレスに対して、
身体を守るために反応する部分も脳の視床下部です。
強いストレスがかかると、脳の視床下部は、
ストレスの対応に追われてしまい、
生殖ホルモン(排卵や妊娠にかかわるホルモン)の分泌が後回しになってしまいます。
そうすると、
ホルモン分泌のバランスが崩れて
排卵障害・着床障害などになり、
赤ちゃんが出来にくくなってしまいます。
また、慢性的なストレスは、血行不良も招きます。
身体が冷え、子宮や卵巣の血流が悪くなることでも、
赤ちゃんが出来にくくなります。
現代は「ストレス社会」と言われるように、
毎日の生活の中にさまざまなストレスに囲まれています。
更に、不妊に悩まれている方は、
周りの人から
「赤ちゃんはマダ?」
「赤ちゃんを作らないの?」等々言われたり
病院で治療されている方は、
病院に行くために、度々仕事を休んだり
生理が始まれば「あ~あ、今月もダメだった。」と、
気落ちしたり
いつ?
赤ちゃんに恵まれるのか?、
不安と葛藤で、ストレスを抱えていらしゃる方も多いと思います。
ストレスを取り除ければ良いのですが、
取り除くことが難しい場合は、
ストレスと上手に付き合って、
生活習慣や食生活を見直して、
ストレスに負けない身体造りをしてください。
好きな音楽を聴いたり、
映画を観たり、
旦那様と旅行したり、
温泉に行ったり・・・
さらに、
漢方薬やサプリメントの力を借りることも一つです。
瘦せすぎの方、肥満の方は、
妊娠率が低下することが、
統計的に言われています。
【瘦せすぎ】
瘦せすぎると、
女性ホルモンのエストロゲンが不足しがちになります。
運動選手で、極度の運動をして
体脂肪が15%以下になると生理が止まってしまったり、
過度なダイエットをして、
排卵障害を起こし無排卵になったり、生理が止まったりします。
卵巣の中で卵子が育つのに、
バランスの良い栄養が必要です。
赤ちゃんが、お母さんのお腹の中で十月十日過ごす間も、
お母さんの下腹の脂肪が赤ちゃんを守りますよ。
美容のための無理なダイエットはしないで、
適正体重は有ったほうが良いです。
【肥満】
肥満で体脂肪が増えすぎると、
ホルモンバランスの乱れてしまいます。
また、
肥満の方は、多嚢胞性卵巣症候群になりやすく、
それが無排卵の原因になります。
肥満の方は、妊娠しても、
妊娠性糖尿病や妊娠高血圧なども起こりやすいので、
妊娠前から、
無理のない範囲でダイエットをするように心がけてください。
日本人の適正体重は、
BMI{体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)}
が20~22です。
BMI 18,5未満は瘦せすぎ
BMI 27以上は太り過ぎです。
女性は誕生した時には、
既に一生分の原始卵胞(卵子のもとになる細胞)を
約700万個卵巣の中に持って生まれてきます。
加齢とともに原始卵胞は減っていき、
思春期には20~40万個まで減っています。
月1回の排卵に
20歳代で 約1000個の原始卵胞の中で、1個の卵子
30歳代で 約 500個の原始卵胞の中で、1個の卵子
35歳代で 約 100個の原始卵胞の中で、1個の卵子
40歳代で 約 10個の原始卵胞の中で、1個の卵子
が育ち、残りの多くの原始卵胞は成熟しないで消失してしまいます。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)
卵巣の中にある、これから育っていく卵胞(前胞状卵胞・初期胞状卵胞)
から分泌されるホルモンです。
AMH検査は
「卵巣の中に、これから育つ卵胞がどれくらい残っているか?」を調べるもので、
卵巣年齢の目安とします。
AMH値が高いと、これから育つ卵胞が卵巣内にまだまだ沢山有る状態で、
AMH値が低いと卵胞が少なくなってきている状態です。
AMH値が低いから・・・と、悲観しないでください。
AMH値(卵巣内のこれから育つ卵胞の数)と
卵子の質や妊娠力とは、
一緒とはかぎりません。
残っている卵胞の数が少なくなってきたなら、
1回1回の排卵を大切にしてください。
赤ちゃんは、一つの良い卵子が育てばいいのです。
卵子が育つのに良い環境作り、
妊娠しやすいからだ作りをして、
卵子の質を高めてください。
良い母体作りをして、素晴らしい卵子を育ててくださいね。
妊娠力アップのために
・身体を冷やさない。特にお腹は温める
・運動不足にならない。ウォーキング等々する
・早寝早起き。
・バランスの良い食事。和食がおすすめ。
・男女共に禁煙
・おへその温灸で、冷え解消する
【服装】
子宮や卵巣のある下腹部を冷やさないように腹巻などをする。
首・手首・足首は、
身体の中で細くなっている場所で、
体温が逃げやすい部分です。
マフラー・ストール・レッグウォーマー等で、
体温を逃がさないようにしましょう。
きつい下着やピチピチのジーンズ等、
身体を締め付けると血行不良になります。
【入浴】
シャワーだけで済ますのでなく、
湯船に浸かって下さい。
40℃ぐらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かって下さい。
そうすることで、身体も芯から温まり、
リラックスすることもできます。
ほっこりしてストレス解消して下さい。
ストレスは、妊娠に大敵ですよ。
【運動】
筋肉量が少ないと血液の巡りが悪くなり、
冷え性や手足の末端冷え性になります。
太ももの大きな筋肉を鍛えると体温も上がりやすいです。
ウォーキングやスクワットやストレッチ等、
出来るだけ運動するようにしてください。
座りっぱなしの姿勢は、
お腹~お尻~太ももの間でカーブしていて、
下腹の所で血流がよどんでしまい、
子宮や卵巣の血行不良になります。
こまめに身体を動かしましょう。
【禁煙】
タバコは、赤ちゃんが欲しいご夫婦には、絶対ダメです。
男性にも女性にも悪影響を及ぼします。
冷えに対しても、
タバコを吸うと、
血管が収縮してしまいますから、
血行不良になります。
赤ちゃんが欲しいのに、
なかなか授からない方の実に9割が
冷え性だといわれています。
手足の冷たい方・身体を冷やす生活習慣の方で、
赤ちゃんを希望する方は、
身体は常に温かくしていてください。
身体が冷え、血流が悪いと、
子宮や卵巣に酸素や栄養が行かないから、
良い卵子・ふかふかの子宮内膜が出来難いですね。
また、
脳の視床下部から出るホルモンも
血液で運ばれるため、
血流が悪いと子宮や卵巣に十分なホルモンが届かなくなり、
子宮や卵巣の働きが悪くなり、不妊の原因となります。
「冷え性対策」
これから暑くなる季節ですが、
夏こそ冷えに気を付けて下さいね。
クーラーの効いた部屋で、
ジュースやアイスクリームや
冷蔵庫から出したての冷たい食べ物ばかり食べていると、
身体の外からも中からも冷やすことになります。
体温は36.5℃ぐらい、
冷蔵庫で冷やした食べ物は5℃ぐらいです。
冷たい食べ物を食べると、
胃で体温まで温めないと吸収できません。
胃が冷えると、その近くにある子宮や卵巣も冷えてしまいます。
飲食物は出来るだけ温めて、
自分の体温以上のものを食べるように心がけてください。
どうしても、
冷たい食べ物や飲み物をとりたい時は、
一気に胃に入れるのではなく、
口の中で、しばらく冷たさを味わって、
口内で少し温めてからお腹に入れたほうが良いですよ。
【身体を温める食べ物として】
根菜類(人参・ごぼう・レンコン・かぼちゃ・大根・タマネギ・山芋など)
しょうが・ねぎ・にんにく・シソの葉・黒ゴマなどの薬味
味噌などの発酵食品
【身体を冷やす食べ物として】
トマト・きゅうり・バナナ・白砂糖・コーヒーなど
一般的に身体を温める食材は、
秋~冬が旬のもので、
寒い地方で摂れるもの、
地下や水中などの寒い環境で育ったものです。
反対に、
夏が旬のものや、
南国で摂れるものは、
身体を冷やします。